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軽自動車の5人乗りは原則NG!|免除されるケースや罰則・5人以上で乗れるおすすめ車種もご紹介!

2025.04.18

この記事の監修者
営業本部部長
由佐 朋也
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新卒からビッグモーターに入社し6年ほどセールスで従事し退職。その後、BUDDICAに入社。創業メンバーとしてセールス、店長、営業本部部長を経験。新店舗・新規事業の立ち上げ、カルチャーの浸透に従事。現在はBUDDCIA DIRECTのセールスとして全国へ愛車を届けています。

車の乗車人数は家族構成やニーズによって変化します。
「車の購入を考えているが、軽自動車で5人乗車は可能?」
「将来家族が増えた時のために何人乗りを買えばいい?」

などの悩みをかかえているかたは多いのではないでしょうか?

この記事では、軽自動車で5人乗りが許されるケースと、それがお勧めではない理由をご紹介します。また5人のり以上のおすすめの車を全10種ご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね!

軽自動車の5人乗りは原則NG!

軽自動車の5人乗りは、原則NGです。

軽自動車の最大乗車人数は基本的に4名で、排気量や全体の構造がそれに合わせて設計されているため、定員を超えての乗車は危険が伴います。

最近では軽自動車でも室内空間の広いモデルも多いですが、車の大きさに関わらず、車検証に記載されている定員を超えての乗車は避けましょう。

 

大人2人+12歳未満の子供3人ならOK

軽自動車は最大4名定員ですが、例外として「大人2人+12歳未満の子供3人」の場合は5名が乗車可能です。

これは、道路運送車両の保安基準の第53条(※1)によって「12歳未満の子供は1.5人で大人1人分とみなされる」とされているためです。軽自動車には4つのシートベルトしかないため、全員がシートベルトを着用することはできません。

道路交通法では6歳以下のチャイルドシート着用が義務づけられていますが、乗車人数の都合上、以下のような場合にはチャイルドシートの着用が免除されることがあります

①構造上チャイルドシートを固定できない場合(幼稚園バスなど)
②チャイルドシートを使用した場合、乗車定員人数が乗れない場合
③怪我や肥満、病気など身体上の都合で着用できない理由がある場合
④授乳・オムツ替えなど座らせたままでお世話ができない場合
⑤公共交通機関やタクシーを利用する場合
⑥道路交通法第78条による許可を受けた車を利用する場合(過疎地域などで許可を得て運航している乗合バスなど)
⑦病気や怪我の子供、迷子などを第三者が緊急で乗せる場合

軽自動車に大人2人+12歳未満の子ども3人が乗る場合は、上記の②に該当するため5人乗車が可能ですが、最大乗車4名定員の軽自動車に5名で乗車することは、安全面の確保が難しいことに変わりありません。

日常的に5人乗りをしたい場合には、5人定員のコンパクトカーを購入することをおすすめします。

※1参考:国土交通省(道路運送車両の保安基準第53条)
※2参考:道路交通法

 

軽自動車の5人乗りをおすすめしない3つの理由

「大人2人+12歳未満の子供3人」なら5人乗りも可能ですが、軽自動車の5人乗りはあまりおすすめしません。ここでは、その理由を大きく3つに分けてご紹介します。

 

シートベルト・チャイルドシート無しの乗車は危険

1つめは、シートベルト・チャイルドシート無しの乗車は危険だからです。

シートベルト・チャイルドシートの着用義務化は、事故にあった際の被害を小さくするために必要な措置です。特に事故の被害者となった場合、シートベルトやチャイルドシートを着用をしていないと、被害者側にも過失があったとみなされ十分な賠償が得られない可能性があります。

 

総重量が増えることでの危険性

2つめは、総重量が増えるからです。

車の総重量とは「最大定員数と最大積載量の荷物を積んだ状態の車両全体の重量」のこと。この総重量を超えて走行すると、車両の性能に悪影響を及ぼします。

例えばブレーキをかけた際に制動距離が通常より長くなって事故のリスクが高まったり、車体が不安定になることで、カーブを曲がる際に横転する危険性が増したりします。

 

交通ルール違反になる可能性

3つめは、交通ルール違反になる可能性があることです。

軽自動車において「大人2人+12歳未満の子供3人」の場合のみ5人乗車が許可されていますが、それ以外の乗車方法は交通ルール違反となります。仮に違反があれば、運転免許の更新や保険料にも影響を及ぼすことがあります。

安全な運転のためにも、乗車定員を守ることは大切です。

 

軽自動車で5人乗りがバレたときの罰則は?

軽自動車への5人乗りがバレると、定員外乗車違反として「罰金6,000円と違反点数1点」が科せられます。

定員外乗車違反自体は軽い罰則ですが、定員外乗車違反時に事故をおこした場合には、更に重い罰が科せられる可能性も。

また、定員オーバーの状態で事故を起こすと自動車保険が適用されず、補償を受けられない可能性もあります。リスクが非常に高いため、軽自動車の5人乗りはできる限り避けるべきですね。

 

軽自動車に変わるおすすめ車種:5人乗り

軽自動車に5人乗りをするのは、できるだけ避けたいですね。ここからは、乗車定員が5人の、おすすめの普通車を紹介します。

 

1.スズキ「ソリオ」

スズキソリオは、コンパクトな車体ながら全高が高めで、広々とした室内空を実現したコンパクトトールワゴンです。

広い室内空間の天井にはスリムサーキュレーターが搭載され、車内の空調を快適にしてくれます。通常、暑い時に、後席に合わせて空調を強めると、前席では寒さを感じたりすることもあります。しかし、スリムサーキュレーターを活用すれば、そういった温度差を発生させず、全席で快適に過ごすことが可能。

また、荷室床は跳ね上げることができ、ベビーカーやスーツケースも楽に積載可能です。

外観(全長×全幅×全高) 3,710×1,625×1,745㎜
内観(長さ×幅×高さ) 2,500×1,420×1,365㎜
乗車定員 5名
燃費(WLTCモード) 2WD:22.0km/L・4WD:20.7km/L
新車価格 1,926,100~2,593,800円(税込)
中古車価格(相場) 約90,000~2,840,000円

 

2.トヨタ「ルーミー」

ルーミーは、子供から年配者まで、幅広い世代が使いやすいコンパクトトールワゴンです。

ルーミーは、両側パワースライドドアがあり、暗い時間帯でも安心して乗り降りできるように、ランプが搭載されています。低床設計で、さらに後席ドアには、大人用・子供用で異なる太さのアシストグリップが設置されており、乗り降りがしやすくなっています。

年齢によっては車の乗り降りが危険や負担になることがありますが、ルーミーはそうしたリスクを軽減する工夫がされている車といえるでしょう。そのため、特に子育て世代や、高齢者を乗せる機会の多い方におすすめの車です。

外観(全長×全幅×全高) 3,725/3,700×1,670×1,735㎜
内観(長さ×幅×高さ) 2,180×1,480×1,355㎜
乗車定員 5名
燃費(WLTCモード) 2WD:16.8~18.4km/L・4WD:16.8km/L
新車価格 1,742,400~2,294,600円(税込)
中古車価格(相場) 約450,000~3,940,000円

 

 3.トヨタ「ライズ」

ライズは、コンパクトな車体ながらもSUVの魅力を兼ね備えているコンパクトSUVです。ライズは、小回りが利くため、狭い道でもストレスなく運転できます。

また、SUVらしい力強いデザインと走行性能を持ち合わせており、アクティブなドライブを楽しむことができます。SUVらしい走りを楽しみながら、コンパクトさによって運転のしやすさを実現している車といえるでしょう。

運転しやすいコンパクトなSUVを求めている方におすすめです。

外観(全長×全幅×全高) 3,995×1,695×1,620㎜
内観(長さ×幅×高さ) 1,955×1,420×1,250㎜
乗車定員 5名
燃費(WLTCモード) 2WD:20.7~28.0km/L・4WD:17.4km/L
新車価格 1,800,700~2,442,000円(税込)
中古車価格(相場) 約1,240,000~3,580,000円

 

4.日産「リーフ」

リーフは、運転のしやすさが人気の電気自動車です。

リーフは、電気自動車ならではのスムーズな加速性能を持ち、運転のしやすさに定評があります。また、出力の高いモデルでは高速走行時の性能も優れており、安心してドライブを楽しむことができるでしょう。

優れた加速性能と安定感を兼ね備えた車といえます。リーフは、初心者や普段運転ををあまりしない方でも安心して運転できます。特に運転に自信がない方におすすめの車です。

外観(全長×全幅×全高) 4,480×1,790×1,560㎜
内観(長さ×幅×高さ) 2,030×1,455×1,185㎜
乗車定員 5名
燃費(WLTCモード) 40kWh:155Wh/km・60kWh:161Wh/km
新車価格 40kWh:4,081,000~4,642,000円(税込)
60kWh:5,253,600~5,834,400円(税込)
中古車価格(相場) 約100,000~4,580,000円

 

5.ホンダ「ヴェゼル」

ヴェゼルは、ホンダ独自のハイブリッドシステム「e:HEV」搭載モデルが選べる、クロスオーバーSUVです。

ヴェゼルのハイブリッドモデルは、燃費性能と静音性が魅力です。また、リアルタイムAWD仕様により悪路走行に強く、アクティブなドライブを楽しむ際にも安心して走行できるでしょう。

悪路走行をする機会が多い方や、アクティブな走行を楽しみたい方におすすめの車です。

外観(全長×全幅×全高) 4,340×1,790×1,580/1,590㎜
内観(長さ×幅×高さ) 2,020×1,445×1,225/1,240㎜
乗車定員 5名
燃費(WLTCモード) 2WD:25.3~26.0km/L・4WD:15.0~21.5km/L
新車価格 2,888,600~3,776,300円(税込)
中古車価格(相場) 約650,000~4,840,000円

 

お子様の成長にも対応できる広々車種:5人乗り以上

「5人乗りの車で十分」という方も多いかと思いますが、子供が成長するにつれて、5人乗りでは手狭に感じる可能性が高い、という方も中にはいるでしょう。

ここからは、5人乗り以上のおすすめ車種を紹介します。

 

1.ホンダ「フリード」

ホンダフリードは、2024年に新型モデルが発売された、人気のコンパクトミニバンです。

フリードは運転のしやすさが特徴で、5ナンバー車ということもあり、狭い道でも扱いやすい設計になっています。コンパクトなサイズ感のため、3列目シートは他の車種と比較すると狭さを感じるかもしれませんが、子供や小柄な方が利用する場合や臨時で5人以上乗せる際には十分なスペースがあります。

コンパクトミニバンを求める方や、臨時で5人以上乗る機会に対応できる車を探している方におすすめの車です。

外観(全長×全幅×全高) 4,265×1,695/1,720×1,755/1,780㎜
内観(長さ×幅×高さ) 2,645×1,470×1,270㎜
乗車定員 5~7名
燃費(WLTCモード) 2WD:16.4~25.6km/L・4WD:14.5~21.3km/L
新車価格 2,508,000~3,602,500円(税込)
中古車価格(相場) 約180,000~4,020,000円

 

2.ホンダ「ステップワゴン」

ステップワゴンは、シートアレンジが多彩なミドルサイズミニバンです。

ステップワゴンは3列目シートを床下格納することができるため、自転車など大型荷物の積載が便利です。2列目シートはロングスライドが可能で、前席とのスペースを十分に確保したり、3列目を半分格納してゆったりとした5人乗り仕様にしたりできます。乗車人数やライフスタイルに合わせてシート配置を自由に変更できる点が大きな魅力です。

家族や友人との旅行やアウトドア活動を楽しむ方や、日常的に荷物を多く運ぶ必要がある方におすすめの車です。

外観(全長×全幅×全高) 4,800/4,830×1,750×1,840~1,855㎜
内観(長さ×幅×高さ) 2,845×1,545×1,395~1,425㎜
乗車定員 7・8名
燃費(WLTCモード) 2WD:13.2~20.0km/L・4WD:13.1~13.3km/L
新車価格 3,169,100~4,066,700円
中古車価格(相場) (ステップワゴン)約180,000~6,960,000円
(ステップワゴンスパーダ)約190,000~6,530,000円

 

3. 日産「セレナ」

セレナは、広い室内空間が特徴のミドルサイズミニバンです。

セレナは、数あるミニバンの中でも上位の広さを誇る室内空間です。また、2列目シートベルトが座席に設置されているため、2列目に搭乗者がいてもドアから3列目シートへのアクセスしやすい設計になっています。

車内の広さを重視する方には特におすすめの1台です。

外観(全長×全幅×全高)
内観(長さ×幅×高さ)
乗車定員 8名(e-Power LUXONのみ7名)
燃費(WLTCモード) 2WD:13.0~20.6km/L・4WD:11.6~17.0km/L
新車価格 2,719,200~4,847,700円
中古車価格(相場) 約150,000~5,130,000円

 

4.日産「エクストレイル」

エクストレイルは、アウトドアなどの使用に強いSUVです。

エクストレイルの車内は、水や汚れに強い素材を採用しており、アウトドアでも汚れを気にせず使用できます。このため、車内を汚しやすい子育て世代にも最適です。また、4WDのラインナップが充実しているため、雪道やオフロードでの利用が多い方にも適しています。

アウトドアやアクティブなライフスタイルを楽しむ方におすすめの車です。

外観(全長×全幅×全高) 4,660×1,840×1,720㎜
内観(長さ×幅×高さ) 1,980/2,530×1,540×1,255㎜
乗車定員 5・7名
燃費(WLTCモード) 2WD:19.7km/L・4WD:(2列)18.4km/L(3列)18.3km/L
新車価格 (2列)3,601,400~5,332,800円(3列)4,271,300~4,972,000円
中古車価格(相場) 約230,000~5,640,000円

 

5.トヨタ「アルファード」

アルファードは、ラグジュアリー感がありフルサイズミニバンで人気の車です。

アルファードはフルサイズミニバンの中で、2024年の売り上げ台数最多を誇ります。外観・内観共に、高級感のある落ち着いたデザインが特徴で、上質な装備や電動機能が満載です。快適さを追求した空間を提供しています。

贅沢な移動空間を求める方に特におすすめの車です。

外観(全長×全幅×全高) 4,995×1,850×1,935㎜
内観(長さ×幅×高さ) 3,005×1,660×1,360㎜
乗車定員 6~8名
燃費(WLTCモード) 2WD:10.6~18.9km/L・4WD:10.3km/L
新車価格 5,100,000~10,650,000円
中古車価格(相場) 約350,000~19,170,000円

 

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この記事では、軽自動車での5人乗りに関するルールや、5人乗り以上のおすすめ車種を紹介してきました。

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