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国産の電気自動車を国産・輸入車別に18車種紹介|メリット・デメリットや購入の際のポイントも

2025.04.06

・おすすめの電気自動車を知りたい
・国産車と輸入車どっちがいいの?

電気自動車の購入をお考えの方なら、一度は疑問に思ったことがあるのではないでしょうか?

この記事では、おすすめの電気自動車を国産車/輸入車別に18車種ご紹介。電気自動車のメリット・デメリットや、購入する際のポイントについても解説しますので、電気自動車の購入を考えている方はぜひ参考にしてみてくださいね。

国産電気自動車10選

ここからは、2025年最新の国産電気自動車(EV)を10台ご紹介します。

1.日産「サクラ」

日産「サクラ」は、コンパクトで運転しやすい軽自動車タイプのEVです。

軽自動車ならではの小回りや運転のしやすさが魅力です。また、ガソリン車と比べて静かでスムーズな走行が特徴的で、加速も軽快です。一充電で約180km走行可能ですが、これは通勤や買い物などの普段使いには十分な航続距離です。日常の快適な移動をサポートしてくれる1台となるでしょう。

軽自動車EVを求めている方や、近距離移動が多い方におすすめの車です。

ボディサイズ(全長×全幅×全高) 3,395mm×1,475mm×1,655mm
新車時の車両価格帯 2,599,300円〜3,082,200円
中古車の車両価格相場 約110〜280万円
一充電走行距離(WLTCモード) 180km
急速充電(80%) 対応(30kWで約60分)

 

2.三菱「eKクロス EV」

三菱「eKクロス EV」は、SUV風のデザインを採用した軽自動車のEVです。

ekクロス EVは、日産と三菱の合弁会社で開発されており、日産「サクラ」とは兄弟車の位置づけです。プラットフォームやEVシステム、出力などの基本性能はほぼ同じです。航続距離も約180kmと、日常の街乗りや近距離移動に適しています。

サクラと同様の性能を持ちながら、異なるデザインを求めている方におすすめの車です。

ボディサイズ(全長×全幅×全高) 3,395mm×1,475mm×1,655mm
新車時の車両価格帯 2,568,500〜3,131,700円
中古車の車両価格相場 約130〜240万円
一充電走行距離(WLTCモード) 180km
急速充電(80%) 対応(30kWで約60分)

 

3.日産「リーフ」

日産「リーフ」は、日本を代表するコンパクトカータイプのEVです。

最大約450kmの航続距離を実現しており、近距離だけでなく自由なドライブが楽しめます。また、アクセルペダルのみで加速や停止ができるため、簡単な速度操作が可能で、踏み間違いの事故防止にも役立ちます。安心して快適な移動ができるでしょう。

移動距離を気にせず使用できるコンパクトカータイプのEVを求めている方や、運転操作に不安のある方に特におすすめの車です。

ボディサイズ(全長×全幅×全高) 4,480mm×1,790mm×1,540mm
新車時の車両価格帯 4,081,000〜5,834,400円
中古車の車両価格相場 約69〜451万円
一充電走行距離(WLTCモード) 322〜450km
急速充電(80%) 対応(50kWで約60分)

 

4.日産「アリア」

出典:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/ariya.html

日産「アリア」は、スタイリッシュなデザインと最新技術が魅力のミドルサイズSUVタイプのEVです。

アリアは、日本の伝統美を取り入れた、スタイリッシュなデザインが特徴です。また、グレードによってさまざまな最新機能を搭載できます。運転をサポートする機能が豊富で、特に高速道路でのハンドリングオフ走行が可能な「プロパイロット2.0」を搭載しているため、長距離運転が格段に楽になります。

国産SUVらしいスタイリッシュなデザインを求めている方や、最新機能による安全性や利便性を重視する方に特におすすめの車です。

ボディサイズ(全長×全幅×全高) 4,595mm×1,850mm×1,655mm
新車時の車両価格帯 6,590,100〜9,441,300円
中古車の車両価格相場 約350〜1,060万円
一充電走行距離(WLTCモード) 最大610km
急速充電(80%) 対応(130kWで約30分)

 

5.スバル「ソルテラ」

出典:https://www.subaru.jp/solterra/design/

スバル「ソルテラ」は、高い悪路走破性が特徴のミドルサイズSUVタイプのEVです。

EV専用の「前後独立モーター式駆動AWD」や、スムーズな悪路脱出をサポートする「X-MODE」を搭載しており、悪路でも安定した走行が可能です。また、揺れや雑音を抑えるプラットフォームやサスペンションを採用しているため、悪路走行だけでなく長距離移動でも快適に走行できます。

4WDのラインアップも充実しているため、悪路走行に強いEVを求めている方や、長距離移動で快適にドライブを楽しみたい方に特におすすめの1台です。

ボディサイズ(全長×全幅×高) 4,690mm×1,860mm×1,650mm
新車時の車両価格帯 6,270,000〜7,150,000円
中古車の車両価格相場 約440〜550万円
一充電走行距離(WLTCモード) 最大567km
急速充電(80%) 対応(150kWで約30分)

 

6.トヨタ「bZ4X」

出典:https://toyota.jp/bz4x/

トヨタ「bZ4X」は、トヨタとスバルが共同開発したミドルサイズSUVタイプのバッテリー式EV(BEV)です。

BEVとは、バッテリーの電力だけでモーター駆動する電気自動車を指します。bZ4Xは、スバル「ソルテラ」と兄弟車であり、プラットフォームや基本性能は共通ですが、オンロード向きの設備が整っています。

以前は、車のサブスクリプションサービス「KINTO」を通じたリースのみで利用可能でしたが、2023年11月からはリースにくわえて一般販売も開始されました。

ソルテラの購入を考えている方は一度bZ4Xも検討することをおすすめします。また、オンロードでの走行が多い方にも特におすすめの車です。

ボディサイズ(全長×全幅×全高) 4,690mm×1,860mm×1,650mm
新車時の車両価格帯 5,500,000〜6,500,000円
中古車の車両価格相場 約340〜500万円
一充電走行距離(WLTCモード) 487〜559km
急速充電(80%) 対応(150kWで約30分)

 

7.マツダ「MX-30 EVモデル」

出典:https://www.mazda.co.jp/cars/mx-30/model/e-skyactiv-ev/

マツダ「MX-30 EVモデル」は、観音開き式のドアが特徴的なコンパクトSUVタイプのEVです。

MX-30 EVモデルは、マツダが独自に開発した初の量産販売したBEVで、個性的な観音開き式ドアが特徴です。観音開き式ドアのメリットは、例えば前ドアの開閉後に移動の必要なく、後ドアの開閉が可能となります。これにより、ベビーカーやチャイルドシートからの子供の乗り降りがしやすく、妊婦など搭乗者への身体負担を軽減しています。
この安全性の高さが評価され、2021年には「キッズデザイン賞」を受賞しました。ただし、2025年3月には生産終了が発表されています。

特に子供や妊婦など、乗降時の利便性を重視する方におすすめの車です。

ボディサイズ(全長×全幅×全高) 4,395mm×1,795mm×1,565mm
新車時の車両価格帯 4,356,000〜5,211,800円
中古車の車両価格相場 約220〜350万円
一充電走行距離(WLTCモード) 256km
急速充電(80%) 対応(50kWで約36分)

 

8.レクサス「UX300e」

レクサス「UX300e」は、レクサスのラグジュアリー感に安定性と安全性を兼ね備えたコンパクトSUVタイプのEVです。

UX300eは、レクサスのコンパクトSUVの「UX」のEV版です。基本構造や性能は同じですが、最低地上高が若干低いため、より低重心となり走行の安定性が増します。また、レクサスの先進安全技術「Lexus Safety System +」が搭載されており、安全で快適なドライブを楽しむことができます。

運転しやすいサイズで、ラグジュアリー感のある車を求めている方に特におすすめの車です。

ボディサイズ(全長×全幅×全高) 4,495mm×1,840mm×1,540mm
新車時の車両価格帯 6,500,000~7,050,000円
中古車の車両価格相場 約320〜570万円
一充電走行距離(WLTCモード) 512km
急速充電(80%) 対応(50kWで約80分)

 

9.レクサス「RZ」

出典:https://lexus.jp/models/rz/

レクサス「RZ」は、レクサス初のBEV専用モデルで、ミドルサイズSUVタイプのEVです。

RZのプラットフォームには、トヨタ「bZ4X」とスバル「ソルテラ」と同じBEV専用「e-TENGA」が採用されています。特に、RZ450eの4WDに搭載された駆動システム「DIRECT4」です。これにより、四輪の駆動力を緻密に制御し、路面や走行状態を問わず安定した走行性能を実現しています。

高級感のある4WD車を求めている方におすすめの車です。

ボディサイズ(全長×全幅×全高) 4,805mm×1,895mm×1,635mm
新車時の車両価格帯 8,200,000~8,800,000円
中古車の車両価格相場 約650〜990万円
一充電走行距離(WLTCモード) 494km
急速充電(80%) 対応(150kWで約30分)

 

10.ホンダ「ホンダe」

出典:https://www.honda.co.jp/auto-archive/honda-e/2024/webcatalog/design/#styling

「ホンダe」は、都市部での使用を想定したコンパクトカータイプのEVです。

ホンダeは、ホンダが初めて量産販売したEV車です。コンパクトな車体と最小回転半径4.3mという小回りの利く設計により、街中や狭い道でも運転しやすさを実現しています。一充電走行は283kmで、近距離移動に適した車です。ただし、2024年1月に生産終了が発表されています。

レトロな外観が印象的な車なので、近距離移動向きの車で他と異なるデザインの車を求めている方におすすめの車です。

ボディサイズ(全長×全幅×全高) 3,895mm×1,750mm×1,510mm
新車時の車両価格帯 4,950,000円〜
中古車の車両価格相場 約230〜495万円
一充電走行距離(WLTCモード) 283km
急速充電(80%) 対応(100kWで約30分)

 

輸入電気自動車8選

ここからは、2025年最新の輸入電気自動車(EV)を8台ご紹介します。
国産だけでなく、海外メーカーのEVについても気になる方はぜひ参考にしてみてください。

1.テスラ「モデルY」

出典:https://www.tesla.com/ja_jp/modely

テスラ「モデルY」は、世界の販売台数首位を誇るミドルサイズSUVタイプのEVです。

モデルYは、テスラ社だけにとどまらず世界のEV全体の売り上げを牽引している1台といえます。車体自体は同じテスラの「モデルX」よりも一回り小さいサイズですが、広い荷室空間が特徴で、最大2,158Lまで拡大可能です。

グレードは、①後輪駆動の「RWD」②4WDで航続距離に優れた「ロングレンジ」③4WDでハイパワーな「パフォーマンス」の3種類があります。ライフスタイルに合わせてグレードを選べるのが、大きな魅力です。

コンパクトな車体でもたくさん荷物を乗せる機会が多い方におすすめの車です。

ボディサイズ(全長×全幅×全高) 4,750mm×1,920mm×1,620mm
新車時の車両価格帯 5,950,000〜6,839,000円
中古車の車両価格相場 約370〜約750万円
一充電走行距離(WLTCモード) 約547km〜635km
急速充電(80%) 対応(250kWで約15分)

 

2.プジョー「e-208」

出典:https://www.peugeot.co.jp/range/peugeot-e-208.html

プジョー「e-208」は、プジョーの2代目「208」をベースとしたコンパクトカータイプのEVです。

内観は、フランス車らしい上質でおしゃれなデザインが特徴です。インパネ部分は特に独自性があり、最新モデルでは「i-Cockpit」がさらに3Dに進化し、視認性を向上しています。例えば、ドライブモード・バッテリー残量・回生ブレーキ作動状況などのドライブ情報を視覚的に把握できるだけでなく、見やすいようにカスタマイズも可能です。

おしゃれな内観の車や、インパネが見やすい車を求めている方におすすめの車です。

ボディサイズ(全長×全幅×全高) 4055mm×1745mm×1430mm
新車時の車両価格帯 5,124,000円〜
中古車の車両価格相場 約180〜460万円
一充電走行距離(WLTCモード) 395km
急速充電(80%) 対応(100kWで30分)

 

3.フォルクスワーゲン「ID.4」

出典:https://www.volkswagen.co.jp/ja/models/id4.html

フォルクスワーゲン「ID.4」は、シンプルなデザインと広い室内空間が魅力的なミドルサイズSUVタイプのEVです。

ID.4は、外観・内観共に派手さはなくシンプルなデザインですが、上質さを感じさせる作りになっています。また、広い室内空間も大きな魅力で、特に後席床はフラットな作りになっているため、足元もゆったりとした空間が確保されています。さらに、上位グレードではパノラマガラスルーフが採用されており、開放感のあるドライブを楽しむことができるでしょう。

シンプルなデザインの車を求めている方や、室内空間の解放感や広さを重視する方におすすめの車です。

ボディサイズ(全長×全幅×全高) 4584mm×1852mm×1636mm
新車時の車両価格帯 5,142,000円〜
中古車の車両価格相場 約320〜520万円
一充電走行距離(WLTCモード) 520km
急速充電(80%) 対応(125kWで約38分)

 

4. メルセデス・ベンツ「EQA」

出典:https://www.mercedes-benz.co.jp/passengercars/models/suv/eqa/overview.html

メルセデス・ベンツ「EQA」は、先進運転支援システムの搭載や安全性の工夫がされたコンパクトSUVタイプのEVです。

先進運転システム「ADAS」を搭載しており、前車追従やステアリングアシストなどの機能で運転をサポートします。また、低速走行時には走行状態が歩行者からわかりやすいように、音質が変化する仕組みになっています。これにより、静粛性の高いEVならではの歩行者との接触の危険性を回避できるでしょう。

歩行者が多い街中での走行が多い方に特におすすめの車です。

ボディサイズ(全長×全幅×全高) 4465mm×1835mm×1610mm
新車時の車両価格帯 7,710,000円〜
中古車の車両価格相場 約290〜710万円
一充電走行距離(WLTCモード) 426km
急速充電(80%) 対応(90kWで約50分)

 

5.BMW「iX」

出典:https://www.bmw.co.jp/ja/all-models/bmw-i/iX1/2022/bmw-ix1-highlights.html#tab-0

BMW「iX」は、加速性能に優れ、長距離ドライブに適したミドルサイズSUVタイプのEVです。

エネルギー効率に優れたBMW eDriveテクノロジーと電動四輪駆動システムを搭載しており、1回の充電で最大650kmもの航続距離を実現しています。また、加速性能も非常に優れており、iX xDrive50では100km/hに到達するまでわずか4.6秒という驚異的なスピードを誇ります。

長距離移動が多い方に特におすすめの車です。

ボディサイズ(全長×全幅×全高) 4955mm×1965mm×1695mm
新車時の車両価格帯 10,980,000〜17,880,000円
中古車の車両価格相場 約490〜1350万円
一充電走行距離(WLTCモード) 最大650km
急速充電(80%) 対応(195kWで約35分)

 

6.ボルボ「C40」

出典:https://www.volvocars.com/jp/cars/c40-electric/

ボルボ「C40」は、ボルボ初のクーペスタイルを採用したコンパクトSUVタイプのEVです。

C40は、SUVでありながら、クーペのようなルーフラインのデザインが特徴です。また、Googleと共同開発したインフォテインメント・システムを搭載しデジタルサービスを提供しています。これにより、車内でGoogleマップナビゲーション・Googleアシスタントによる音声操作・アプリダウンロードなどの機能が使用できます。

他のSUVと異なるデザインの車を求めている方や、Googleの機能で車内の快適性・利便性を高めたい方におすすめの車です。

ボディサイズ(全長×全幅×全高) 4440mm×1875mm×1595mm
新車時の車両価格帯 739,000円〜
中古車の車両価格相場 約330〜600万円
一充電走行距離(WLTCモード) 590km
急速充電(80%) 要問い合わせ

 

7.アウディ「Q4スポーツバックe-tron」

出典:https://www.audi.jp/e-tron/models/q4_e-tron/

アウディ「Q4スポーツバックe-tron」は、スポーティなデザインと広々とした室内空間が特徴的なコンパクトSUVタイプのEVです。

外観は、SUVの力強さとクーペのような流麗さを兼ね備えたデザインが特徴的ですが、アウディらしいフロントの八角形フレームも健在しています。また、コンパクトながら広い室内空間が魅力で、荷室も535Lと十分な積載容量があります。さらに、後席を倒せば1,460Lまで拡大することも可能です。

アウディらしいデザインのSUVが欲しい方や、コンパクトなボディでも積載量を重視したい方におすすめの車です。

ボディサイズ(全長×全幅×全高) 4,590mm×1,865mm×1,615mm
新車時の車両価格帯 7,390,000円〜
中古車の車両価格相場 約390〜625万円
一充電走行距離(WLTCモード) 613km
急速充電(80%) 対応(150kWで約10分の充電により100kmの走行が可能)

 

8.ジャガー「Iペイス」

出典:https://www.jaguar.co.jp/jaguar-range/i-pace/index.html

ジャガー「I-PACE」は、ジャガー初の量産電気自動車となるミドルサイズSUVタイプのEVです。

SUVでありながら、低重心でクーペのようなフォルムを持ち、ボンネットの大胆なディテールが特徴です。また、開閉時のみ突出するよう設計されているドアノブなど、走行時の空気抵抗を考えられた設計が施されています。これにより、高い加速性能を実現しており、時速0から100km加速を4.8秒で達成するパフォーマンスを誇ります。

SUVらしくない個性的なデザインを求めている方や、スピード感のある走りを楽しみたい方におすすめの車です。

ボディサイズ(全長×全幅×全高) 4,682mm×2,011mm×1,566mm
新車時の車両価格帯 要問い合わせ
中古車の車両価格相場 -
一充電走行距離(WLTCモード) 470km
急速充電(80%) 対応(100kWで約40分)

 

電気自動車のメリット

ここからは、電気自動車(EV)のメリットを6つご紹介します。

 

ランニングコストを抑えられる

1つ目のメリットは、ランニングコストを抑えられることです。

EVは、ガソリン車に比べて経済的なメリットが多く、特に燃料費やメンテナンスコストの面で優れています。具体的には、電気をエネルギー源としているため、ガソリン車に比べて燃料費が大幅に安くなります

コスト比較(1万km走行時) EV車(電気代27円/kWh) ガソリン車(180円/L)
燃費料 約10,125円(375kWh) 50,000〜63,380円
メンテナンス オイル交換不要 定期点検必須

また、エンジンのオイル交換が不要で消耗品も少ないため、維持費を抑えることが可能です。

長期的にみてもコストパフォーマンスが高く、特に頻繁に車を使用する方や長距離移動が多い方にとって、経済的に魅力的な選択肢となるでしょう。

 

受けられる減税や補助金の幅が広い

2つ目のメリットは、受けられる減税や補助金の幅が広いことです。

EVを購入する際には、さまざまな制度を利用することで、新車購入時の費用を大幅に抑えられます。例えば、「エコカー減税」や「クリーンエネルギー車補助金」などの制度があります。

クリーンエネルギー車補助金の例

車種 補助上限額(2025年4月以降)
EV 85万円
軽EV 55万円
PHEV 55万円
FCV 255万円

※2025年度補助額

また、車検にも減税措置が適用されるため、維持費の面でも経済的なメリットがあります。
これらの制度を利用することで、初期費用の負担を軽減しつつEVを購入でき、長期的にもコストパフォーマンスに優れた選択肢となるでしょう。

 

走らないときでも大型の蓄電池として活用できる

3つ目のメリットは、走らないときでも大型の蓄電池として活用できることです。

特に「V2H(Vehicle to Home)」に対応しているEVは、停電時に非常用電源として利用できるため、非常に便利です。

例えば、災害時などで長期で停電が発生した際には、EVの蓄電池から電力を供給し、携帯電話の充電や家電の使用ができます。家庭の電力をEVから供給できるため、緊急時のライフラインを確保できるのは、EVならではの特徴といえるでしょう。

このようなEVの機能は、非常時の備えとして安心感が得られます。また、家庭のエネルギー管理にも役立ち、より実用的な選択肢となるでしょう。

 

静かでスムーズに走行できる

4つ目のメリットは、静かでスムーズに走行できることです。

EVのならではの特性として、エンジンを搭載していないため走行時の騒音が少なく、快適なドライブを楽しむことができます。また、電動モーターの特性により発進時から力強い加速が可能で、ストップ&ゴーが多い都市部でもスムーズに走行できます。

このような特性により、住宅街や街中でも周囲への騒音を抑えながら運転でき、快適でストレスの少ない走行が可能です。

 

電気自動車独特の乗り心地を楽しめる

5つ目のメリットは、電気自動車独特の乗り心地を楽しめることです。

EVでは、ガソリン車とは異なり「滑らかで力強い加速感」を味わえます。具体的には、電動モーターの特性によりアクセルを踏んだ瞬間からトルクが瞬時に立ち上がるため、ストレスのないスムーズな加速が可能です。また、バッテリーを床下に配置することで車両の重心が低くなり、カーブでも安定した走行性能を発揮します。

これにより、運転の快適さが向上し、日常の移動がよりスムーズで楽しい時間へと変わるでしょう。

 

走行時にCO2を排出しない

6つ目のメリットは、走行時にCO2を排出しないことです。

EVは、ガソリン車と異なり走行時に二酸化炭素(CO2)を排出しないため、環境への負荷を大幅に軽減できます。また、再生可能エネルギーを利用して充電すれば、より持続可能なカーライフを実現できます。

EVは環境への配慮を重視する人々にとって理想的な選択肢であり、クリーンで持続可能な移動手段として注目されています。

 

電気自動車のデメリット

ここからは、電気自動車(EV)のデメリットについて4つご紹介します。

 

充電1回あたりの航続距離が短いモデルもある

1つ目のデメリットは、充電1回あたりの航続距離が短いモデルもあることです。

EVの航続距離は車種によって大きく異なり、特に小型EVでは一充電あたりの走行距離が短いことが課題となります。

短い航続距離のモデル(200km程度) 日産「サクラ」
三菱「eKクロスEV」など
比較的長い航続距離のモデル(400km以上) トヨタ「bZ4X」
レクサス「RZ300e」
メルセデス・ベンツ「EQS」

そのため、長距離移動を想定する場合は、航続距離をしっかりと比較し、自分のライフスタイルに合った車種を選ぶことが重要です。

適切な車種を選ばないと、旅行や遠出の際に充電の手間が増え、ストレスを感じる可能性があります。

 

充電に手間と時間がかかる

2つ目のデメリットは、充電に手間と時間がかかることです。

EVの充電は、ガソリン車のように短時間でエネルギー補給ができず、充電には一定の時間が必要です。特に外出先では、充電スポットが混雑していることや、急速充電器が見つからない場合も想定されます。このような状況の場合、予定よりも移動時間が長くなる可能性があります。

EV トヨタ「bZ4X」の充電時間

充電器 出力 充電時間
普通充電 6kW 約12時間(フル充電)
急速充電 50kW 約60分(80%まで)
急速充電 90kW 約40分(80%まで)

しかし、事前に充電スポットを確認して計画的に充電をすることで、充電の手間を軽減することは可能です。適切な準備をしておけば、ストレスを減らしながら、快適なドライブを楽しむことができるでしょう。

 

車両価格が高い

3つ目のデメリットは、車両価格が高いことです。

EVはバッテリーコストが高額なため、ガソリン車と比べて新車価格が高めに設定される傾向にあります。そのため、初期投資が大きくなり、購入をためらう要因となることも少なくありません。

代表モデルの価格帯

車種タイプ EV価格 ガソリン車価格
コンパクト 日産「サクラ」280.2万円 トヨタ「ヤリス」180~250万円
SUV トヨタ「bZ4X」600~700万円 ホンダ「CR-V」350~500万円
高級車 テスラ「モデル3」600~800万円 メルセデス「Cクラス」500~700万円

しかし、補助金や税制優遇を活用することで、実質的な負担を抑えることが可能です。また、燃料費の節約やメンテナンスコストの軽減により、長期的には経済的なメリットを享受できるでしょう。EVの購入を検討する際には、これらの支援制度を活用することが重要です。

 

環境によってはバッテリーの性能や残量が低下する

4つ目のデメリットは、環境によってはバッテリーの性能や残量が低下することです。

EVのバッテリーは、気温の影響を受けやすく、特に寒冷地では航続距離が短くなる可能性があります。特に、冬季には予想以上に走行距離が少なくなることがあり、注意が必要です。

また、長期間の使用に伴いバッテリーは劣化していくため、購入時にはメーカーの保証内容をしっかり確認することが重要です。適切な車種選びとバッテリー管理を行うことで、EVを安心して長く利用し、快適なドライブを楽しむことができるでしょう。

 

電気自動車を購入する際のポイント

ここからは、電気自動車(EV)購入するときに比較すべきポイントを5つご紹介します。

 

電費性能

EV購入時に比較すべきポイントの1つ目は、電費性能です。

EVの電費性能(Wh/km)は、燃費に相当する指標で、1kwhあたり何km走行できるかを示しています。この数値が高いほどエネルギー効率が良く、電気代を抑えることが可能です。また、電費が良い車両は充電回数が少なくて済むため、手間が減り利便性も向上します。

電費性能を重視することで、長期的なコスト削減につながり、経済的な負担を軽減できます。結果として、より快適で効率的なEVライフを実現できるでしょう。

 

モーターの出力・トルク

EV購入時に比較すべきポイントの2つ目は、モーターの出力・トルクです。

EVの加速性能や走行フィーリングは、モーターの出力(kW)やトルク(Nm)によって決まります。特に高速道路や坂道を走る際には、十分な出力とトルクを備えたEVであれば、スムーズで快適な運転が可能です。

これにより、ストレスなく運転できるだけでなく、急な加速や登坂時にも安心感が増します。また、パワフルな走行性能は長距離ドライブでも快適さを提供し、EVの魅力を最大限に引き出す要素となるでしょう。

 

充電能力

EV購入時に比較すべきポイントの3つ目は、充電能力です。

EVは車種によって対応する充電速度が異なり、「急速充電の最大出力(kW)」や「普通充電(AC)の対応電力」を確認することが重要です。充電能力が高い車両を選ぶことで、短時間で充電を済ませることができ、日常の利便性が向上します。特に急速充電が可能なモデルであれば、長距離移動時の充電時間を大幅に短縮でき、ストレスの少ないドライブが可能です。
自分の充電環境に適した車種を選ぶことで、快適で効率的なEVライフを楽しむことができるでしょう。

 

充電環境・V2H

EV購入時に比較すべきポイントの4つ目は、充電環境・V2Hです。

「自宅や近隣に充電設備があるか」は、EV購入時に必ず確認すべき重要なポイントです。充電環境が整っていれば、日常的にスムーズに充電ができ、ストレスなくEVを利用することができます。また、V2H(Vehicle to Home)対応車を検討する場合は、「自宅にV2H機器を設置できそうか」も確認しましょう。

V2H機能を活用すれば、EVの電力を家庭で利用できるため、非常時の電源確保や電気代削減にもつながります。充実した充電環境を整えることで、より快適で経済的なEVライフを実現できるでしょう。

 

保証の期間・範囲

EV購入時に比較すべきポイントの5つ目は、保証の期間・範囲です。

EVのバッテリーは長期間使用するため、保証内容について確認しておくことが重要です。特に、バッテリーの劣化保証は、購入後の安心感に大きく影響します。保証が充実している車両を選ぶことで、万が一のトラブルにも対応でき、長期的に安心して乗り続けられます。また、保証内容を比較することでより信頼性の高いEVを見つけることができ、将来的なコストやリスクを軽減できます。結果として、安心してEVライフを楽しむための重要な要素となるでしょう。

 

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今回は、国産の電気自動車(EV)を中心にさまざまなEV車を紹介してきました。
電気自動車には、ガソリン車にはないメリットが豊富にあるため、今後日本でも主流になっていくでしょう。

導入コストはかかりますが、長期的に見ると経済的な選択肢となるケースが多い傾向にあります。
電気自動車が気になっている方は、本記事で紹介した情報を参考にしながら、ライフスタイルと相性の良い一台を選択してみてください。

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