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中古車購入から納車までの流れは?必要書類や車選びの注意点まで徹底解説!

2024.08.31

購入から納車までの流れ

中古車を購入する際の流れは、以下の通りです。

意外にたくさんの手間や時間がかかるので、早く車を購入したい方は流れや必要書類などを事前に把握し、用意しておけると良いですね。

①予算を決める

まずは予算を決めましょう。

中古車は、同じ車種でも、年式・走行距離・状態などの条件によって価格にかなり差がでます。また、購入後はメンテナンス費・保険料・燃料費・税金などのランニングコストもかかります。

中古車の良いところは、新車よりも圧倒的に価格帯が広いことです。

「本体価格だけでなく購入後のランニングコストまで試算し、それに合わせて中古車を購入する」ことができれば、中古車購入のメリットを最大限に生かして、購入後も無理のないやりくりができますよ。

 

②車種を決める

予算の次は、車種を決めましょう。ご自分のライフスタイル・使用目的・同乗者の数・デザインの好みなどを明確にすると、簡単に車種やボディタイプを絞り込めます。

例えば、以下のような選び方もあります。

長く使うものなので、燃費・維持費・運転のしやすさ・必要な機能 なども加味できると、より良い車選びができそうですね。

 

③お店に問い合わせ

車種が決まったら、販売店に問い合わせてみましょう。中古車を購入する際は、在庫・年式・状態・価格など考慮するべき点が多いので、事前の情報収集と問い合わせが大切です。

予約をせずに店舗に訪問しても在庫がなかったり、すぐ対応してもらえなかったりする可能性があるので、事前に連絡を入れておきましょう。

 

④お店を訪問する

お店への問い合わせが済んだら、いよいよ店舗を訪問します。
訪問時は、以下の点をチェックしてみてください。

注意すべきポイント 具体的な内容
事前準備 リストアップした車種や条件を持参
スタッフへの確認 具体的なニーズを伝える(用途や予算など)
現車確認 外装…傷・へこみ・塗装の剥げの確認
内装…汚れ・匂い・シートの破れの確認
試乗 運転感覚の確認
エアコン・パワーウィンドウなど、電気系統の確認
納車時の整備項目 車検に通る範囲 or 現状渡し?
整備範囲や精度が自分の希望と見合っているかの確認

特に大切なのは、現車確認です。サイトに掲載されている写真には限りがありますし、光の加減で写真では見えにくい傷もあったりします。自分の目で細かいところまでチェックしましょう。

エンジンをかけてもらえるなら、パワーウィンドウやエアコンなどの動作チェックもできると良いですね。

 

⑤見積書をもらう

欲しい車と出会えたら、次は見積書をもらいましょう。

総額表示の中には、本体価格の他に登録手数料・自動車税・重量税・保険料・整備代などの諸経費が含まれているので、内訳を確認することができます。

見積書を受け取った上で、チェックした車と金額が見合っているか、予算内に収まっているかなどを総合的に判断しましょう。

予算とのバランスを見ながら「クリーニングは不要なので、その分の費用をカットしてほしい」などの交渉もできますよ。

また、費用面に不安がある場合は、取得した見積書を他の販売店のものと比較検討してみましょう。比較検討することで、同程度の条件の車をより良い条件で購入できたり、より納得して購入に踏み切ったりすることができます。

 

⑥ローンの審査を受ける

見積書を受け取ったら、次は金融機関によるローンの審査に移ります。

一括払いの場合はローン審査を受ける必要はありませんが、ローンでの支払いを選んだ場合は金融機関や販売店提携のローン会社へ申し込み、審査を受ける流れになります。

審査の内容は、年収・収入の安定性・雇用形態・勤続年数・借入状況・今までの取引情報など。頭金を多く用意すれば、審査が通りやすくなる場合もあります。

審査結果を確認し、提示された条件や金利に問題がなければ、契約手続きに進みましょう。

 

⑦契約

必要書類が揃ったら、いよいよ契約に進みます。

契約自体はすぐにできますが、納車までにはある程度の日数が必要です。整備・登録などの準備に2週間ほどかかりますし、ローンを使用する場合は融資までの日程も考慮する必要があります。納車日は、販売店と相談しながら余裕をもって決めましょう。

また、中古車とはいえ、大きなお買い物には違いありません。購入後のトラブルを防ぐためにも、販売店が作成した契約書にきちんと目を通し、不明点があればきちんと確認してからサインをすることが大切です。

基本的に、サインしてから契約内容を変更することはできません。金額とその内訳・保証内容などをきちんと確認してくださいね。

 

⑧必要書類を揃える

支払い方法が確定したら、次は必要書類を揃えましょう。

車は、スーパーやコンビニで商品を買うように「お金を払えばすぐに手に入る」というわけではありません。事前に車庫証明書・印鑑証明書・住民票などの書類を揃える必要があります。

書類 取得場所 内容
印鑑証明書 役所 本人確認用
住民票 役所 本人確認用
車庫証明書 警察署 車の保管場所を証明
車検証 中古車販売店 車の登録情報を証明
自賠責保険証明書 中古車販売店 自賠責保険の加入を証明
委任状 中古車販売店 名義変更や登録手続きの委任情報

 

⑨任意保険の手続きをする

契約が完了したら、次に行うのは任意保険の手続きです。

車には「自賠責保険」「任意保険」の2種類の保険があります。自賠責保険は強制加入が義務付けられているので、購入金額の中で強制的に加入の手続きが行われます。

しかし、自賠責保険がカバーできる範囲には限りがあります。例えば、大きな事故を起こして数億単位の賠償が必要になった場合、自賠責保険だけで賄うことはできません。

特に中古車の場合は、過去の事故歴や車両の状態に応じて事故のリスクが変動するので、任意保険への加入を検討いただいた方が良いですね。

手順 内容
保険会社の選択 複数の保険会社から見積もりを取得
保険料と補償内容を比較
自身のライフスタイルや運転頻度に合ったプランを選択
必要書類の準備 車両情報
運転者の免許証
契約者の個人情報
契約と保険証券の確認 契約
保険証券の受け取り

以上が任意保険への加入の流れです。加入される際は、ぜひ参考にしてみてください。

 

⑩支払い

任意保険の手続きが完了したら、いよいよ支払いに進みます。

中古車購入の際の支払い方法の選択肢は、大きく分けて3つです。

クレジットカード払いができる販売店も中にはありますが、受け付けていない場所もあります。事前に確認しておきましょう。

支払いが完了すると、販売店から領収書が発行されます。領収書は後の手続きや税金の申告に必要となる場合があるため、大切に保管しておいてください。

 

⑪納車

支払いが完了したら、いよいよ納車に進みます。

店舗に車を取りに行く場合は、免許証を忘れずに持参しましょう。

また、契約前にはなかった傷・ヘコみ・運転時の違和感や、エンジン音は正常か・追加したオプションがしっかりと装着されているかなど、最終チェックを行うことをおすすめします。

中古車は新車とは異なり、保証期間が短く設定されていることが多いです。購入後しばらくは車に異変がないか、異音や異臭がしないかなどを気にかけてあげてください。

 

中古車購入時に必要な書類と揃え方

ここからは、中古車を購入する際に必要な書類と揃え方ついて、詳しくご紹介します。
普通車と軽自動車では必要な書類が異なりますので、注意が必要です。

 

【役所】印鑑証明書(普通車)

印鑑証明書とは、各種手続きの際に「押されたハンコが本物である」ことを証明する書類です。普通自動車を購入する際は、この印鑑証明書の提出が求められます。

印鑑証明書を取得するには、まず印鑑を役所に登録する必要があるので、登録がお済みでない場合は、まずそこから進める必要があります。

役所の窓口で発行してもらうことが一般的ですが、最近ではマイナンバーカードを使ってコンビニで取得できる自治体も増えていますよ。

 

【役所】住民票(軽自動車)

住民票は氏名・住所などの本人確認を行うために必要な書類で、軽自動車を購入する場合のみ提出が求められます。氏名・住所を確認するだけなので、本籍地や続柄などの情報は省略しても構いません。

役所で発行することが多いですが、最近では、マイナンバーカードを使って、コンビニで発行できる自治体も増えています。

発行から通常3ヶ月の有効期限があるので、中古車の契約時期に合わせて取得することをおすすめします。

 

【警察署】車庫証明書(普通車)

車庫証明書とは、車両を保管する場所が確保されていることを証明する重要な書類です。普通車を購入する際に、提出を求められます。

車庫証明書は管轄の警察署の窓口で入手できます。基本的には本人が申請することが多いですが、手数料を払えば販売店に代行を依頼することも可能です。

車庫証明書の取得までの流れは以下の通りです。

工程 詳細
1. 車庫の確保 車を保管する場所を事前に決めておく。自宅の敷地内や賃貸の駐車場などが対象。
2. 申請書の記入 申請書を記入する。申請書は警察署の窓口や公式ウェブサイトから入手可。
3. 必要書類の準備 申請書とともに、車庫の位置図や賃貸契約書(賃貸の場合)などの必要書類を用意する。
4. 警察署への提出 準備した書類を持参し、最寄りの警察署に提出する。
5. 手数料の支払い 車庫証明書の発行に伴う手数料を支払い、証明書を受け取る。

なお、申請から交付まで3〜7日かかるので、購入を急ぐ場合は事前に準備しておきましょう。

 

【警察署】保管場所届出(軽自動車)

お住まいの自治体によっては、保管場所届出の提出が必要な場合があります。

該当しなければ届け出る必要はありませんが、必要にもかかわらず提出しない場合は刑事罰になりますので、必ず要不要を確認してください。

必要な場合に提出する書類は4種類あります。

  1. 自動車保管場所届出書
  2. 保管場所標章交付申請書
  3. 保管場所の所在図・配置図
  4. 保管場所の使用権原を疎明する書類
    ・自認書(保管場所が自分の所有地の場合)
    ・保管場所使用承諾書(保管場所が貸し駐車場の場合)

他にも印鑑や住民票、公共料金の領収書等が必要になる自治体もありますので、事前に確認するのがおススメです。

 

【中古車販売店】車検証

車検証は、車両が「自動車保安基準」を満たしていることを証明する大切な書類です。

車検証は中古車販売店側が用意します。車検証を受け取ったら、使用者欄が自分の名前になっているか確認しましょう。

車両の状態や所有者を証明するための重要な書類ですので、受け取った後はしっかり管理してくださいね。

 

【中古車販売店】自賠責保険証明書

自賠責保険証明書は、車両が自賠責保険に加入していることを証明するものです。

自賠責保険は交通事故をはじめとした対人の損害を補償する保険で、法律により加入が義務付けられています。

自賠責保険証も、中古車販売店側で用意します。名義が合っているかだけ確認し、受け取った後は、きちんと保管しておきましょう。

 

【中古車販売店】委任状

委任状は、購入者が販売店に対して特定の手続きを代行する権限を与えるための書類です。
この書類が必要になるのは、主に以下2つの場面です。

本来であればこうした手続きは購入者本人が行うものですが、手続きが面倒・平日の昼間に時間を作れない などの事情で手数料を払って代行を依頼する方も多いです。

委任状は販売店側が用意してくれるので、委任者の氏名と代行者の氏名、手続きの内容、捺印をし、販売店に依頼しましょう。

 

中古車購入の際の注意点

中古車購入の際には「販売店選び」「車選び」の2点に注意を払うことが大切です。購入後のトラブルで嫌な思いをしなくて済むように、事前にしっかりと確認をしておきましょう。

 

販売店選びの注意点

販売店選びの際に注意するべきことは、主に以下の3つです。

特に「信頼できるお店か」は重要です。お問い合わせの際の対応や実際にお店に足を運んだときの印象などの感覚的な部分と合わせて、車の状態や保証内容などの現実的な部分まで総合的に判断しましょう。

お客さまにとって1番厄介なのは、中古車購入後のトラブルです。接客時の対応や保証内容をみて、信頼できるお店を選びましょう。

 

車選びの注意点

中古車選びの際に注意するべきことは、主に以下の3つです。

修復歴のある車は比較的安価に購入できますが、衛生面や耐久面に不安が残ります。不具合が出たら修理をしなければいけませんし、修理費用を考えると、ランニングコストが余計に多くかかる可能性もあります。

お店の訪問時に、外装と内装の傷・エンジン音・走行時の挙動・走行距離が長すぎないか/短すぎないか などをしっかり確認しましょう。

バディカダイレクトで愛車探しをお手伝いできます

ここまで中古車を購入する流れや、必要な書類についてお話してきました。

中古車は、安価に買える代わりに、新車よりも購入後のトラブルが発生するリスクはどうしても高くなります。そのため、アフターサポートや保証などを加味して、信頼できる販売店を選ぶことが非常に重要です。

理想のお車と出会うためのカウンセリングから、納車、アフターサポートまで責任をもってお手伝いいたしますので、中古車購入をお考えの方は、ぜひバディカダイレクトにお問い合わせください。

一般的な中古車購入の流れを説明しましたが、私たちバディカダイレクトでは、お店への訪問は不要です。お家にいながら【簡単・ワクワク・安心の車選び】が可能です。BUDDICAスタッフが厳選した特別な1台ばかりを掲載しています。もちろんお客様が最高の一台を、愛車を見つけるため掲載車両以外でもご希望に対し、優秀なスタッフが親身になってご提案します。

気になる点があればラインやお電話で全て回答しますので、ぜひバディカダイレクトで愛車探しをしてみてください。

 

 

ぜひ、一緒に愛車を探しましょう^^

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