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車検証の再発行に必要な書類とは?再発行の方法や紛失のリスクまで徹底解説

2025.01.13

この記事の監修者
営業本部部長
由佐 朋也
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新卒からビッグモーターに入社し6年ほどセールスで従事し退職。その後、BUDDICAに入社。創業メンバーとしてセールス、店長、営業本部部長を経験。新店舗・新規事業の立ち上げ、カルチャーの浸透に従事。現在はBUDDCIA DIRECTのセールスとして全国へ愛車を届けています。

車検証は、運転の際に携帯することを義務付けられている大切な書類です。

しかし、中には「紛失してどこにあるか分からない」「気づいたら破れていた」という方もいるでしょう。

車検証を紛失したまま車を運転してしまうと法律に抵触してしまうので、紛失や破損に気づいたらすぐに再発行の手続きを行う必要があります。

この記事では、車検証を再発行する方法や、必要書類を紹介していきます。これから車検証の再発行を考えている方はぜひ参考にしてくださいね。

車検証を紛失したらどうなる?

車検証は、車を運転する時には携帯しておくことが義務づけられています。しかし、日常で使用することはほとんどないので、紛失した状態だとどうなってしまうのか分からないという方も多いでしょう。

ここからは、車検証を紛失した時のリスクについて解説していきます。

 

道路運送車両法違反になる

日本の法律では、公道で車を運転する時には必ず車検証を携帯することが義務づけられています。つまり、車検証が紛失した状態で車を運転してしまうと、法律違反になるということです。道路運送車両法第66条を見てみると、以下のように記載されています。

(自動車検査証の備付け等)
自動車は、自動車検査証を備え付け、かつ、国土交通省令で定めるところにより検査標章を表示しなければ、運行の用に供してはならない。
引用:道路運送車両法第66条

車検証の不携帯では行政罰はありませんが、50万円以下の罰金が課せられます。そのため、紛失した場合には車を運転せず、すぐに再発行の手続きを行った方がよいでしょう。

 

各種手続きができなくなる

車検証を紛失すると、自動車保険の加入・車検・車を廃車にする際に必要になる「抹消手続き」などをはじめとした、車に関する手続きができなくなります。

特に自動車保険の更新が迫っている方や車検が近い方が車検証を紛失した場合は、早めに再発行を行うことをおすすめします。

また、抹消手続きをしないと廃車にすることもできず、乗らない車の自動車税を支払う義務が発生してしまいます。廃車予定だとしても、最後まで車検証を大切に保管しておきましょう。

 

車検証を再発行する方法

車検証の再発行のやり方は、大きく分けて「自分で行う」「ディーラーや代行業者に依頼する」の2種類です。どちらにもメリット・デメリットがあるので、自分に合った方法を選びましょう。

 

自分で手続きをする

まずは、自分で車検証の再発行を行う方法です。

項目 詳細
手続きを行う場所 普通自動車・バイク…陸運局(運輸支局)
軽自動車…軽自動車検査協会
手続きできる日程 年末年始を除いた平日
必要な書類 申請書・手数料納付書・理由書・本人確認書類
所要時間 30分~1時間

窓口の受付時間は管轄の運輸支局によって異なるので、国土交通省のホームページで確認しておきましょう。

当日の窓口の混雑具合にもよりますが、事前に記入を済ませておけば30分~1時間程度で新しい車検証を受け取ることができます。手数料350円のみで再発行できるので、金額の負担が小さいのも嬉しいですね。

 

ディーラーや代行業者に依頼する

ディーラーや代行業者に依頼する方法もあります。

運輸支局の窓口の受付は平日昼間のみなので、仕事などの都合で直接手続きに行けない方は業者に依頼することが多い印象です。

また「引越等で管轄の運輸支局が変更されているのにも関わらず、ナンバープレートの変更ができていない」というケースもあります。業者に依頼すれば、わざわざ遠方まで足を運ばなくても、車検証を再発行できますよ。

各種書類と委任状を用意するだけで良いのでかなり手軽ではありますが、手数料に加えて代行費用も支払う必要があるので注意が必要です。

 

車検証の再発行に必要な書類は?

車検証の再発行を行う際には、以下6つの書類が必要となります。

  • 申請書
  • 手数料納付書
  • 理由書
  • 身分証明書
  • 車検証(汚れ・破れで再発行する場合に限る)
  • 委任状(代理申請の場合に限る)

書類は窓口で受け取ることもできますが、事前にホームページからダウンロードしておくことも可能です。自宅で記入して持参すれば、窓口で待つ時間を短縮できますよ。

なお、再発行を行う対象の車種によって必要となる書類が異なるため、下記の表と照らし合わせて事前に準備しておくことをおすすめします。

書類 普通自動車/バイク 軽自動車
申請書
手数料納付書
理由書
身分証明書
車検証(汚れ・破れで再発行する場合)
委任状(代理申請の場合)

 

申請書

車検証の再発行に必要な申請書は3種類あります。「申請人の個人情報」「自動車登録番号」「再交付の理由」です。

入手方法は以下の2種類あります。

自宅で事前に記載すれば、窓口での手続きをスムーズに進めることができますよ。ただし、申請書の読み取りは電子機器で行っているので、印刷する際には以下の点に注意しましょう。

  • 用紙の種類:「コピー用紙」「PPC用紙」「普通紙」などを使用
  • 用紙のサイズ:JIS規格のA4を選択
  • 白色度(紙の白さ):80%以上を選択
  • 用紙の状態:しわやめくれ、変色がないものを選択
  • 裏面:印字禁止
  • 申請書のコピー:使用不可

    また、申請書は「普通自動車・バイク」と「軽自動車」で仕様が異なります。フォーマットが全く違うので、間違えないように注意してください。

     

    手数料納付書・手数料(350円)

    手数料納付書とは、車検証の再発行の手数料分の印紙を貼付するための書類です。

    窓口で受け取ったら、運輸支局内の印紙販売窓口で再発行の手数料分(350円)の自動車検査登録印紙を購入して貼り付け、他の書類と一緒に提出しましょう。

     

    理由書

    理由書とは、車検証を再発行する必要があるのかを記載する書類のことです。軽自動車以外の車検証を再発行する時には、必ず用意しなければいけません。

    入手方法は申請書と同じく、以下の2種類です。

    また、記載する内容は以下の通りです。

    • 自動車登録番号
    • 車台番号
    • 理由書提出の事由
    • 盗難・遺失にあった場所や状況
    • 署名

    ただし「車検証が汚れた」「破れてしまった」という理由で再発行を行う場合は、棄損した書類を持参すれば理由書は必要ありません。

     

    身分証明書

    身分証明書は、窓口で申請を行う方の本人確認のために必要となります。本人以外が代理申請を行う時には、代理人の身分証明書を提出します。本人確認として認められているものは、以下の通りです。

    • 運転免許証
    • 健康保険証
    • パスポート
    • 外国人登録証明書
    • 顔写真もしくは氏名と住所が確認できる身分証明書

    この5種類のうち1種類を準備しておきましょう。

    本人確認が完了しないと再発行の手続きを進めることができないので、忘れずに持って行ってくださいね。

     

    車検証(汚れ・破れで再発行する場合)

    車検証が「汚れた」「破れて使えなくなった」という理由で再発行を行う場合は古い車検証は捨てず、再発行の時まで大切に保管しておきましょう。

    車検証を提出すれば、理由書を書く手間を省けますよ。

     

    委任状(代理申請の場合)

    本人の代わりにディーラーや代行業者が代理で申請を行う場合は、委任状を用意する必要があります。委任状は運輸支局のホームページの中に掲載されているので、普通自動車・バイクの方はこちらから、軽自動車の方はこちらから印刷して記入しましょう。

    記入する内容は、以下の3項目のみです。

    • 受任者氏名/住所
    • 自動車登録番号
    • 委任者氏名/住所

     

    車検証の再発行にかかる時間は?

    車検の再発行は、窓口に書類を提出してから新しい車検証を受け取るまで、約30分~1時間程度かかります。

    窓口が混んでいたり記入に時間がかかったりすると、1時間以上かかってしまうこともあるので、余裕をもって足を運ぶようにしましょう。

     

    車検証を盗まれた場合は、警察署へ届出を出しましょう

    この記事では、車検証の再発行に必要な書類、手続きを紹介してきました。

    汚れたりちぎれてしまったりしているだけなら上のような方法で再発行するだけで良いですが、盗難が原因の場合は悪用されてしまう可能性もあるため、すぐに警察署に盗難届を提出しましょう。

    盗難届けには、以下のような内容を記入してください。

    • 盗難された状況
    • 盗難届を出した警察署
    • 盗難届の届出年月日
    • 受理番号

    特に義務ではありませんが、トラブルに巻き込まれないためにも、早めに盗難届けを提出することをおすすめします。

     

     

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