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車に本当に必要なオプションとは?後付けできるもの・カットして良いものまで詳しく紹介

2024.11.03

車を自分で購入したことがない方は、車内のカーナビ・ETC車載器などをみて「車には最初からこういった装備が揃っているもの」と思うかもしれません。しかし、実際は床のマットですらオプション装備で、本体価格には含まれていません。

このように車を購入する際はオプションも注文する必要がありますが、種類がたくさんあるので、本当に必要なオプションを選ぶのは難しいです。

この記事では、中古車販売店の視点から「本当にあった方が良いオプション」「下取りの価値が上がるオプション」「カットしても良いオプション」を正直にお伝えします。

車のオプションには2種類ある

車のオプションには「メーカーオプション」と「ディーラーオプション」の2種類があります。

メーカーオプションは生産過程でしか取り付けられない装備、ディーラーオプションは購入後でも追加可能な装備です。ただし、カーナビのようにどちらかを選択できるケースもあります。

メーカーオプションの純正カーナビは車の機能と連携しやすく高性能な代わりに高価ですが、ディーラーオプションのカーナビは比較的安価かつ、後から取り付けることが可能です。

無駄な出費を抑えるためにも、車を購入する際は「本当に必要なのか、メーカーにオプションを付けてもらう必要はあるのか」など検討することが大切ですね。

 

後付けできない「メーカーオプション」

メーカーオプションは、車の性能や安全性に直結する装備が含まれているため、製造段階でのみ取り付け可能です。

どれも安いオプションではないため、本当に必要な装備をしっかり見極めて選びましょう。家族や担当者と、事前に必要なオプションについて話し合っておくと良いですね。

 

後付け可能な「ディーラーオプション」

ディーラーオプションは、購入後に販売店で取り付け可能な装備で、使用状況や予算に応じて必要なオプションを追加できます。

初期費用を抑えたい方や自分に必要な機能を見極めたい方は、実際に乗ってみてからオプションを後付けすると良いですね。

 

絶対にあった方が良いオプション

車を安全で快適に運転するために、必ず装備しておきたいオプションがいくつかあります。ここからは、絶対にあった方が良いオプションを5つ紹介します。

カーナビ

カーナビは、道案内や渋滞情報の案内など、運転をサポートしてくれる機能です。

メーカーオプションのカーナビは、各車両に合わせて設計されているため、見た目が美しく収まります。価格は高めですが、高性能な機能が多くストレスなく運転可能です。

ただし、グレードアップがほぼ不可能なため、簡単に新しいナビと交換できません。また、エアコンなどの操作機能を兼ね備えており、故障時の修理が手間になることもあります。

一方で、ディーラーオプションはサイズが小さい分リーズナブルですし、ニューモデルが出ても簡単に交換できます

リーズナブルな分見た目や機能面ではメーカーオプションに劣るので「少し高くてもデザインや機能性を重視したい」という方には、メーカーオプションをおすすめします。

 

自動ブレーキシステム

安全性を向上させる自動ブレーキシステムは、事故防止に役立つ機能です。自動ブレーキ以外にも、踏み間違い防止機能や追従ドライブ支援機能などの先進安全機能があります。

最近では標準搭載が義務になっていますが、一部の車種では、自動ブレーキシステムがオプション扱いとなっている場合もあります。事故を未然に防ぐためにも、オプションで選べる場合は必ず装備しましょう。

 

ETC車載器

ETC車載器は、高速道路や有料道路の料金所でスムーズに通過できるアイテムです。

特にGWなどの長期休みは高速道路が混み合うため、手渡しで料金を払うと時間がかかってしまいます。ETC車載器を装備していれば、スムーズに通過できますよ。

また、ETC車載器を利用すれば、ETC割引やマイレージポイントが貯まるためコスト面でもお得です。高速道路を利用するなら、あらかじめ装備しておくことをおすすめします。

 

ドライブレコーダー

ドライブレコーダーは、運転中の状況を記録できる車載カメラです。

ドライブレコーダーを搭載すれば、あおり運転に遭遇した時や事故に巻き込まれた時に映像を残せます。いざというときに保険会社や警察に証拠を提出できるのは、運転中の大きな安心材料になりますね。

特におすすめなのは、前後カメラ付きのモデルです。前方だけでなく後方まで撮影できるので、煽り運転対策もできます。

 

フロアマット

フロアマットは、雨で濡れた靴や傘の水分、泥など、主に足元の汚れをとってくれるアイテムです。車内を清潔に保ちたいなら、絶対に装着した方が良いですね。

中古車だと、前オーナーが使ったフロアマットがそのまま使われており、使用感が残っているケースもあります。気になる方は、新しいフロアマットを取り付けることをおすすめします。

 

下取りの価値をあげるオプション

愛車を手放す際、少しでも高く下取りしてもらえたら嬉しいですよね。

ここからは、普段の運転がもっと快適で楽しくなるだけでなく、下取り時に車の価値を高めるカスタムを5つ紹介します。

 

大型ディスプレイナビ

大型ディスプレイナビは、車の価値を大きく上げるカスタムの一つです。ポイントは、その車に入る最大サイズのものを選ぶこと

一般的に7インチが基本サイズですが、9インチや10インチなど、より大きなサイズのものを選ぶことで、車内の印象が大きく変わります。

また、リセールバリューを考慮すると国産メーカーのナビがおすすめです。10万円以上かかることが多いので小さな出費ではありませんが、車の価値上昇や使用時の快適さを考えると、十分な投資価値がありますよ。

 

フリップダウンモニター

フリップダウンモニターは、特にミニバン・SUVなどの車に乗っている方や、家族や友人との移動が多い方に、需要が高いオプションです。

天井から吊り下がるタイプのモニターなので、後部座席に座っている人も楽しめます。

サイズが大きいほど見やすく人気で、15インチ以上のものもあります。本体価格が10万円、取り付け工事費込みで15万円ほどと高価ではありますが、快適さと車の価値が一気に上がりますよ。

 

シートカバーの交換

シートカバーを交換することで、手軽に下取り価格を上げることができます。

特におすすめなのは、キャメルっぽい色のレザー調シートカバーです。軽自動車なら、2万円から5万円程度で、車内の雰囲気を一新できますよ。

「ジュースをこぼしても拭きやすい」という実用的なメリットもあるので、布製シートの車や、子供がいる家庭にもピッタリ。

シートカバーを外せば下はきれいな状態なので、将来的な車の価値維持にもつながります。

 

足回りとホイールのカスタム

足回りとホイールをカスタムすることで、車の外観と走行性能だけでなく、下取り価格を上げることもできます。

特におすすめなのは、アルミホイールとローダウンの組み合わせです。スポーティな見た目を演出しつつ、走行の安定性も高めます。

タイヤ交換のタイミングで足回りとホイールをカスタムすれば、消耗したタイヤの交換・新品のタイヤとホイールのセット購入 をすることで、コスパが高くなります。

20万円ほどしますが、同じくらい下取り価格を上げることができますよ。

 

アウトドア仕様のカスタマイズ

アウトドア仕様のカスタマイズは、最近特に人気が高まっています。具体的におすすめなのは、以下の3つです。

ベッドキットを導入すれば、車中泊も可能になります。

アウトドア仕様のカスタムを入れれば、オフロード性能を向上させ、キャンプや野外活動など週末のアウトドアをもっと楽しくできますね。

 

営業マンが自分の車にはつけないオプション

新車購入の際は営業マンからさまざまなオプションをすすめられますね。しかし、中にはあまり必要のないオプションもあります。無駄に車両価格を上げないためにも、必要なオプションをきちんと見極めることが大切です。

ここからは、営業マンがプライベートではつけないオプションを紹介します。

 

純正フロアマット

マット&バイザーは、新車購入時にディーラーがよくオプションとしておすすめしますが、実は社外品の方が断然お得です。

例えばアルファードの純正マット&バイザーは約10万円ですが、社外品なら3〜4万円程度で手に入ります。さらに最近はYouTubeなどで取り付け方法も紹介されているので、DIYで装着することも可能です。

新車を購入したとはいえ、マットの上に物を置くと汚れるのは避けて通れません。いつかは汚れていくと割り切れば、高価な純正品よりも安価な社外品で十分ですね。

 

コーティング

新車購入時にディーラーでコーティングを依頼すると、かなり高額な施工料金を取られます。中には、10万円ほど請求されることも。

しかし独自に調べた範囲では、ほとんどのところでは適切に塗料を塗っているものの「きちんと施工している」と自信を持って言える業者は見つけることが出来ませんでした。

ディーラーでの施工料金が10万円以上かかるようなら、コーティング専門店で5万円程度の施工を受けることをおすすめします。

 

延長保証

新車には通常3年間の保証がついていますが、さらに2年延長するオプションがあります。保証延長は車種にもよりますが、2〜3万円程度の費用がかかるのが一般的です。

しかし「3年を過ぎても故障はほとんど起こらず、保証を使う機会がない」というケースの方が多いです。

5年目以降の車両でも、特に大きなトラブルはほとんどないことがデータで示されてるので、保証延長にお金をかける必要はありません

 

メンテナンスパック

メンテナンスパックは、定期点検やオイル交換、消耗部品の交換などを定額でまとめて契約するオプションです。

料金は3年で4〜5万円程度が相場ですが、あまり利用されていないのが実情。特に、オイル交換は昔ほど頻繁に行う必要がなくなっており、5,000kmに1回程度で十分です。

消耗部品の交換もディーラーに頼むと高額になりがちなので、必要な時に都度払いで対応した方が経済的です。

中にはメンテナンスパックを使い切る人もいますが、無駄になってしまうことも多いので、特に追加する必要はありません。

 

サンルーフ

サンルーフはデザイン的には魅力的ですが、故障のリスクが伴いますし、サイズも小さいため次第に利用頻度が減る傾向にあります。

また、夏場には日差しが強くなり、サンルーフを不快に感じることもあります。高価なオプションですので、自分にとって本当に必要かどうかを冷静に検討しましょう。

 

レザーシート

本革シートは高級車のような落ち着いた雰囲気を演出できるものの、夏は熱くなりやすく、冬は冷たさを感じやすいです。

また、洋服の素材によって色移りのリスクや、メンテナンスに手間がかかるというデメリットもあります。

レザー調にしたいなら、手入れが簡単でコスパの良い製品が多い、合皮やフェイクレザーをおすすめします。

 

ドアバイザー

ドアバイザーは窓開閉時の雨対策に役立つパーツですが、必要性は低めです。

雨の日に窓を少し開けられるという若干のメリットはありますが、車で喫煙しない限り、換気の必要性もそこまで高くないでしょう。しかも、バイザーを装着すると車のデザインが変わります。

車体のシルエットが崩れることもあるため、慎重に検討してみてください。

 

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この記事では、絶対に必要なオプションや後付けできるオプションなどについて紹介しました。

車の利便性や下取り価格を向上させるためにも「自分にとってどのオプションが必要なのか/不要なのか」見極めることは非常に大切です。

各オプションのメリット・デメリットまできちんと確認した上で、設置を決めたいものですね。
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