軽自動車の車検費用は?平均金額や内訳、安く抑えるコツまで詳しく解説します
2024.11.30
その後Gulliverに入社し、28歳で販売台数全国TOPに。4年間店長を経験し退職。
2023年11月にSeibiiに入社し、買取・販売事業を立ち上げる。2023年12月よりBUDDCIA DIRECTに出向。
軽自動車は普通車よりも維持費が安いと聞くけれど
- 具体的に何万円ほどするのか?
- 普通車とどのくらいの価格差があるのか?
などの疑問を持つ方は多いでしょう。この記事では、軽自動車の車検にかかる費用や内訳を紹介します。
車検費用を安く済ませるコツもお話ししますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
軽自動車の車検費用の平均は?
軽自動車の車検費用の、業者別の相場は以下の通りです。ただし、車の所有年数や使用状況によって価格は変動します。
場所 | 費用相場 |
---|---|
ディーラー | 4~10万円 |
車検専門店 | 2~8万円 |
整備工場 | 2~8万円 |
カー用品店 | 2~6万円 |
ガソリンスタンド | 2~6万円 |
一般的に車検の際は、乗用車なら6〜12万円、軽自動車なら5〜8万円ほどの費用がかかります。軽自動車の車検費用が乗用車よりも安価になる原因は、重量税です。
重量税は車両の重さに応じて課せられる税金で、車が重いほど高くなります。軽自動車は乗用車よりも重量が軽いため、車検費用が安くなります。
ここからは、業者別に、車検費用の違いを紹介します。
ディーラー
ディーラーでの車検は1回4〜10万円と、他よりも高額に設定されています。
しかしその分、部品の修理/交換の際に純正のパーツを使ったり、メーカー保証が付いたりします。また、自社メーカーの車両への知識が豊富なので、トラブルが起きやすい箇所を先回りして確認してくれるというメリットもあります。
こういった理由から、部品代や技術料の分、価格が高めに設定されています。
高価ではありますが、メーカー保証やアフターサービスなどの安心感を重視される方には、ディーラーでの車検がおすすめです。
車検専門店
車検専門店での車検1回は2~8万円と、ディーラーと比べると安価です。
車検専門店は車検に特化した業者なので、ほとんどどんな車種でも受け入れが可能です。車検を専門で行っているので質が高い上、スピーディに車検を終えることができるのも大きなメリットですね。
ただし、点検項目を指定する必要があり、車検を完全に丸投げすることはできません。
「最低限の項目だけ点検して欲しい」という方には向いていますが、自分の車を持ったばかりの方など、車検に不慣れな方には少し難易度が高いですね。
整備工場
整備工場での車検は1回2~8万円と、車検専門店と同程度の価格感です。
整備工場の車検場には、2種類あります。「指定工場」と「認定工場」です。指定工場と認定工場の大きな違いは、工場内で車検ができるか、できないかです。
指定工場は保安基準を満たしているので工場内で車検を行えますが、認定工場では車検を行うことができません。認定工場での整備後に、車検場に車を持ち込む必要があります。
そのため、認定工場に依頼すると、他の業者と比べて時間がかかる可能性があります。整備後、車検場に車を持っていったのに車検に通らなかった場合、再度認定工場に行って整備を行う必要があるからです。ただし、検査にかかる設備や人件費を抑えているため、指定工場よりも費用を安く抑えることができます。
どちらでも技術的な違いはありませんので、車の状況や車検の有効期間に合わせて、最適な方を選びましょう。
カー用品店
カー用品店での車検は1回2~6万円と、かなり安価です。
ディーラーよりも営業時間が長く定休日がない店舗が多いので、好きなタイミングで車検を受けることができます。取り扱い車種も多いので、よほど珍しい車でなければ車検を受けることができるでしょう。
ただし、カー用品店はディーラーや車検専門店よりも技術力が低いことも。また、車検を専門で行っているわけではないので、トラブル発生時の対応が遅れたり、パーツの取り寄せが必要になると、都度追加料金が発生してしまったりすることもあります。
車検の基本料金が安いのでパーツの取り寄せが発生してもディーラーよりは安価ですが、技術力や安心感を求める方にはあまりおすすめできません。
ガソリンスタンド
ガソリンスタンドでの車検も1回2~6万円で受けることができます。
どこにでもあるため手軽に車検を受けられるというメリットがある一方、点検の質が保証されていないこと、代車の用意がないので車が手元にない期間ができることなどのデメリットもあります。
安さと手軽さだけで選ぶならガソリンスタンドでも良いですが、代車が必要な方や高い技術力を求める方にはおすすめできません。
軽自動車の車検にかかる費用の内訳は?
車検費用は、大きく分けて法定費用と整備費用の2つに分けられます。
法定費用
自動車重量税:車の重量によって決まる税金
自賠責保険料:法律で加入が義務付けられている対人賠償保険料のこと
印紙代・証紙代:検査手数料
整備費用
点検整備費用:車の状態に合わせて必要な整備を行う費用
部品交換費用:消耗品や故障した部品を交換する費用
その他費用:手数料など
軽自動車の場合は以下のような内訳になるので、法定費用は1番高くても30,330円になります。
・自賠責保証24ヶ月:19,730円
・重量税:最大8,800円
・印紙代:最大1,800円
法定費用は全国一律なので、あとは「どの業者を選ぶか」で、車検にかかる総額が変動します。
車検費用を安く抑えるコツ
ここからは、車検費用を安く抑えるコツを紹介します。
日頃のメンテナンス
車検費用を安く抑えたいなら、日頃から車のメンテナンスを行いましょう。
日頃からメンテナンスしていれば、車検時の不具合や部品交換を最低限にし、費用を抑えることができます。
特にタイヤやオイルの交換は大切です。面倒に感じてしまう方も多いですが、車検費用を安価に済ませることができるだけでなく、愛車の寿命を長くすることにもつながりますよ。
数社から見積もりをもらい、比較検討する
複数の業者から見積もりを取って比較検討することも大切です。
車検費用は業者によって大きく異なります。見積りは基本的に無料でできますので、積極的に活用しましょう。
複数の業者から見積もりをもらえば、1番自分にあった業者を選ぶことができるだけでなく、車を持ち込んだ際に店舗の雰囲気もわかります。
大切な車を預けるからには、相談しやすい雰囲気か、信頼できるかなどをきちんと確認できると良いですね。
キャンペーンや割引を利用する
業者によっては、キャンペーンや割引を行っている所もあります。
「キャンペーン実施店舗で車検を受けると割引」「早めに予約すれば割引」など、お店によってさまざまな特典を用意していますので、車検が近くなったら早めにチェックしてみてください。
ちなみに「Seibi」の出張車検のサービスでは、LINE登録で全てのメニュー1,000円オフ、車検日登録で3,400円オフのクーポンを配布しています(2024年11月)。
「整備士の技術が高くコスパが良い」と人気の車検サービスなので、ぜひ一度ご利用ください。
外部リンク:https://seibii.co.jp/services/shaken
10年以上経過した車は、車検費用が高額に
軽自動車でも、新車登録から10年以上経過していると車検費用が高額になる傾向にあります。ここからは、その理由を紹介します。
修理の箇所が増える
10年以上経過すると、経年劣化によりエンジン・ブレーキ・サスペンション・ステアリングなどの部品が摩耗しやすくなります。
こういった部品の交換は1箇所1〜7万円程度と高額で、相場以上に車検費用が膨らむ原因に。
また、古い車種では部品供給が終了していることもあります。修理に時間がかかるうえ、パーツを取り寄せる難易度も上がるので車検費用が高額になりやすいです。
13年目以降は税金も増える
自動車を13年以上所有すると、自動車重量税と自動車税が値上がりするため税金面での負担が増えます。
エコカー以外の軽自動車だと、自動車重量税は、13年未満6,600円・13年以上8,200円。自動車税は、13年未満7,200円・13年以上12,900円 です。かなり大きく値上がりすることが分かります。
税金が値上がりする上に修理費用もかさんでいくので、新車購入から8〜9年経過していて車検に通すか迷っている車があるなら、車検前のタイミングで買い替えを検討しても良いですね。
購入から10年を区切りに、ぜひ買い替えをご検討ください
ここまで、軽自動車の車検費用の相場や安く済ませる方法などをお話ししてきました。
車検費用を抑えるには、整備費用を抑えることが大切です。見積もりをもらったりキャンペーンを利用したりすることもできますが、10年以上経過した車は税金や修理費用が高額になるため、どうしても車検費用を安く抑えにくくなります。
新車購入から8〜9年経過していて「車検を通すか迷っている」という方は、ぜひ買い替えをご検討ください。
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